いつも「婚活ビジネス相談所」の記事をお読みいただき、ありがとうございます。
今回は〝結婚相談所あるある〟ということで、結婚相談所を開業していると必ず起こるであろうエピソードをご紹介します。
また、その状況に対処するためのちょっとした知識も、できればお伝えしようと思います。
「医師と結婚したい女性」が必ずやってきます
結婚相談所をしていると、必ずと言っていいほど出会う女性会員さんがいると思います。入会時に「お医者さんと結婚したいんです!」という女性です。お相手への希望を膨らませるお気持ちは痛いほどわかりますが、その条件が現実的にはかなり高いハードルを設定することになり、相談所を運営する側としては頭を悩ませる事に。
医師は職業としてもステータスであり、サラリーマンに比べて収入も断然高い。だからこそ競争率が高くなり、なかなかお見合いのお返事がもらえなかったりするものです。
結婚相談所側としてはご希望に沿ってお見合いの申し込みをしたりするのですが、相手は申し込みが多くよりどりみどりなので、なかなか良いお返事がもらえず、女性会員さんから「何で返事がもらえないんですか!?」などと言われしまう事も。
「お相手にはあなたのプロフィールしか見えてないからあなたの良さがわからなかったのかもね。また次がんばりましょう。今度は少し違うタイプの方にお申し込みしてみたら?」と対応をしてみたものの、やはり次に申し込むのはまた年収1000万以上の医師だったり・・・。
相談所側は「ふぅ~・・・、またか~・・。」といったようなことになることもあるかと思いますが、女性の方も過去にお金に苦労したなどの理由から結婚相手に安定した生活を望む方も少なくありません。
相談所側もじっくりと会員様と話し合い、理由をちゃんとヒアリングしながら無理のないお相手を探す事をオススメ致します。
一方で「医師とは結婚したくない」という女性も
お見合い申し込み時にはお相手のプロフィールしか情報がなく、そんな中である程度高収入の方にお申し込みをするというのは、何も知らない会員さんであれば、当然といえば当然とも言えます。
ですが、冒頭の話に戻って、女性の中には高収入だとわかっていても、「医師とは絶対に結婚したくない!!」と断言する女性もおりました。その女性の方々のおっしゃった事は
「収入が安定している医師で結婚してない人は女好きの遊び人か、相当変わっている人。普段仕事上で男性の医師とかかわることが多いが、やはり独身の人はほとんどがどちらかに当てはまる。出来る人や将来有望そうな人は研修医の頃から現場の看護師がほとんどかっさらっていく。青田刈りですね。だから私は医師とは絶対に結婚したくない!」
※これはある1個人様の意見ですので、医師の方全てがこうというお話ではございません
とおっしゃってました。
学会への発表や研究に大変で気づいたらこんな年齢だったという医師の方も沢山いると思いますので、遊び人や変わった方ばかりではないかと思いますが、一方で「なるほど~」と思いました。
別の方からこんな話を伺っていたからです。
「何も知らない女性は医師を希望する方が多いけど、医師の娘さんや看護師さんは医師とは結婚したくないという人が多い。医師という仕事が大変だということをわかっている人は、あまり結婚したがらない。」
医師に限らず高収入な方は仕事が多忙な事が多く、結婚したとしても家で過ごす時間がなかなか取れないというケースが少なくありません。
そんな高収入で多忙な方を間近で見ている女性は「収入だけで選ぶと、自分の望む結婚生活とは違ってしまう」という思いから、高収入だけを条件に入れない傾向も見受けられます。
この例をとって、高収入の男性を狙う女性会員様には、「一見華やかに見える影には、お相手は多忙でなかなか家庭の事まで気が回らないなどの別の厳しさがあるんだけど、それでもいいの?」という確認をし、覚悟をもって申し込みをしてもらうようにすれば、トラブルは減るかもしれません。
会員さんを指導する際の知識として覚えておいて損は無いと思います。
いかがでしたでしょうか?今後も結婚相談所運営に役立ちそうな知識はどんどん記事に出していこうと思いますので、お楽しみに。
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