在宅ワークで起業する主婦の方が増えてきています。妻として、母親として家事や育児をしながらも、起業家としてバリバリ稼いでいるという方も少なくありません。
「起業って難しそう」「私には無理」と思われるかもしれませんが、決して主婦の起業が特別なわけではありません。誰にでも起業家として成功するチャンスはあるのです。むしろ、主婦の方ほど起業がおすすめだと言えます。
主婦が在宅ワークで起業!?その理由とは?
年々増えている主婦の起業家。なぜ多くの女性が起業するのでしょうか?その理由や背景を探ってみましょう。
ネットの普及が主婦の在宅起業を後押し
ネットの普及により、今までなかったビジネスがどんどん産まれてきています。情報が手に入りやすくなり、家にいながらにして仕事ができる環境が整ってきました。今までよりも格段にビジネスチャンスが拡がってきて、起業のハードルも下がってきたのです。
加えて、女性の社会進出や、先行き不透明な経済状況といった社会情勢も主婦の起業を後押ししています。
そのような状況の中で女性の起業家が話題となり、成功者としてメディアで取り上げられる方が続々出てきています。体験談を見たりして、「自分にもできそう!」「私も起業をしたい!」と考える女性が多くなってきているのです。これが、主婦の起業が増えている理由です。
起業のきっかけとは?
起業という道を選んだきっかけは人それぞれですが、多いのはやはり「お金」。特に小さいお子さんがいる家庭では、旦那さんのお給料だけでは生活が厳しいケースもあります。とはいえ、フルタイムで週5日働くと育児や家事に時間を割くことが難しくなってしまいます。
多くの主婦の方は労働時間に融通が利くパートやアルバイトで働いていますが、賃金が少なく、働いても働いても昇給しないケースがほとんどです。
やったらやった分だけ収入も増えるし、自分の時間を取ることもできるという点に加え、在宅ワークであれば育児と仕事を両立できるという点に惹かれて起業という道を選ぶ主婦が増えていると考えられます。
時間の自由が利く在宅ワーク
在宅ワークに人気が集まるもう一つの背景に、働く時間を自由に決められることが挙げられます。休みの日にちょっと仕事をして稼ぐということは勿論、スキマ時間を利用しても収入を得られます。ネット環境が整い、パソコンやスマートフォンがあれば場所を選ばず仕事ができるようになったことで、ビジネスチャンスは大きく拡がっているのです。
withコロナにより在宅ワークへの関心度アップ
最近、特に在宅ワーク起業が増えている理由としては、新型コロナウイルスによるライフスタイルの変化が挙げられます。小さなお子さまがいるご家庭や、ご高齢の親と同居しているご家庭は、感染防止対策にも気を遣います。大都市へ電車通勤をすることなく収入を得られる方法として、在宅ワークによる起業熱が高まっているのです。
副業を許可する会社の増加
社会情勢の変化に加え、働き方改革による影響も、在宅起業への関心を高めています。令和に入り、副業を許可する会社が増加しています。正社員としてバリバリ働いている女性も大勢いらっしゃいます。また、お子さまが社会人になり、育児と仕事の両立が終わり、「自分のやりたかったことに挑戦してみたい!」と考える方もいらっしゃいます。安定した収入を捨ててまで起業をしたいと考える方は多くありませんが、今の収入を維持しながら在宅ワークが可能なビジネスを副業にしたいと考える方が増えているのです。
主婦だからこそ、女性だからこそ、起業が有利になる?
「私は普通の主婦だから」「特に何もできないから」と諦めるのはまだ早い! 主婦だからこそ、女性だからこそ起業が有利になることもあります。
母親や妻の視点が活きる
女性はさまざまな経験します。結婚したら「妻」、妊娠・出産を経た女性は「母親」、働いているなら「会社員」「従業員」など、さまざまな立場になって、その時々に応じて使い分けています。いろんな立場で物事を考えることができる、男性にはない女性ならではの視点がビジネスに活きることも多いのです。
特に同じ女性を対象としたビジネスを行うのであれば、これほど有利なことはないと言っても過言ではありません。
女性ならではの共感力が武器になる
女性は男性に比べて共感力が高い傾向にあります。人の悩みに親身に耳を傾けて、理解を示すという、相談役のような仕事で力を発揮することができます。
また、共感力が高いということは、人に共感してもらう能力も高いということ。子育て、介護、仕事の悩みは多くの女性がもっているもの。「主婦」や「ママ」という立場は女性たちから共感を得やすいです。
女性の高い共感力は、特に人の相談を聞くような仕事、ネットで共感を得て集客するような仕事においては大きな武器になるのです。
主婦が大活躍!在宅起業のメリット・デメリット
特に主婦の方におすすめしたいのは、自宅にいながらにしてできる「在宅ワーク」タイプの起業です。どんなメリットがあるのか?デメリットはないのか?見ていきましょう。
オススメ! 在宅ワーク起業のメリット4選
1.子育てとの両立!家事と並行して稼げる!
これが一番大きなメリットと言えます。会社を作って従業員を雇うスタイルの起業だと、自分も会社に通わなければいけません。大きな責任がのしかかり、フルタイム以上に時間の融通が利かないケースもあるでしょう。
自宅で個人事業主として起業すれば、いつでも仕事をすることができます。保育園や幼稚園の送り迎えに合わせて働く時間帯を決めることもできるし、子どもの面倒を見ながら仕事をすることも可能です。
2.パート・正社員より稼げるケースも!
前述のとおり、パートやアルバイトはどれだけ頑張っても給料はほとんど上がりません。
正社員であっても、頑張ったらがんばった分だけ昇給するというのはなかなか難しいのが現実です。
起業であれば、やったらやった分だけ収入を増やすことができます。しかも、すぐに結果が収入に結びつきます。
3.低リスクで起業できる!
起業には「失敗するリスクが高い」というイメージがないでしょうか? 確かに従業員を雇わなければいけない、仕入れや設備投資をしなければいけないようなビジネスモデルで起業をして失敗したら、多額の負債を抱えるリスクも伴います。
しかし、一人で仕事が完結し、かつ仕入れや設備投資が不要なビジネスであれば、開業資金はほとんど必要なく、失敗したとしても大きな借金を抱えることはありません。
4.スキマ時間を有効活用できる!
主婦は何かと忙しいですよね。働いたり、育児、家事にご近所付き合い。日々、マルチタスクをこなしています。日中、2~3時間のまとまった時間を作るのは難しいけれど、30分程度の空き時間を複数作ることは可能、という方が多いんです。在宅ワークであれば、このスキマ時間を有効活用できます。例えば、スキマ時間にブログを更新して、それで集客できたり売上が作れるのなら、こんなに効率の良い時間の使い方はないと思いませんか?
ここに注意! 在宅ワーク起業のデメリット4選
メリットが数多くある在宅ワークタイプの起業ですが、デメリットがないわけではありません。起業する際には以下のことに注意しましょう。
1.自己管理・スケジュール管理が大切!
社員やアルバイトであれば勤務時間が決まっていて、上司が管理してくれます。しかし、在宅ワークの場合はすべて自分で管理しなければいけません。
サボろうと思えばいくらでもサボることができます。逆に働こうと思えばいくらでも働くことも可能です。サボって収入が減っても、働きすぎて体調を崩しても、すべて自己責任です。
ただし、自己管理やスケジュール管理がしっかりしていれば、これほど自由な働き方もありません。まさに自分次第です。
2.収入が安定しないリスクもある!
起業したら毎月決まった給料が振り込まれるわけではありません。特に起業して間もない頃は売上もなかなか伸びず、収入が安定しないケースが多いです。成功している起業家が多い一方で、低収入に悩んでいる方も少なくありません。
でも、その分事業が軌道に乗ったら大きなリターンを安定的に得るチャンスも転がっているのです。
3.扶養から外れてしまう場合もある!
起業して一定以上の収入があると、夫の扶養から外れることになり、旦那さんが扶養控除を受けられなくなる、家族手当が受けられなくなってしまいます。そのため旦那さんの収入が減る可能性もあります。
ただし、妻が稼ぐことができれば減額分を補うこともできますので、ケースバイケースです。
4.忙しすぎて時間が割けない
働く時間を自分で決めることができる在宅ワーク。日中は育児や家事に追われ、パートやアルバイトもあるのでヘトヘトになる、または帰宅時はいつもヘトヘト…、という状態であれば在宅ワークに避ける時間にも限界が出てきてしまいます。お客様からお金をいただくからには、本業の人と同様のクオリティや対応を求められます。お客様と信頼関係が築くためにも自己管理は特に大切です!
主婦が起業で大成功!在宅ワークの種類とは?
起業で重要なのはどんなビジネスを選ぶか?ということ。特に主婦の起業に人気が高い、おすすめの在宅ワークを3つご紹介します。
1.ハンドメイドで稼ぐ!
手作りのアクセサリーや小物、服などをネットショップやフリーマーケットで販売します。ものづくりが好きな方におすすめです。
【メリット】
アクセサリーや小物作りが趣味な方にはうってつけ。好きなことを仕事にすることができます。ネットを使えば、お店を開かなくても自分の商品を販売することが可能です。
【デメリット】
いくら自分が良いと思ったものでも、売れなければ収入になりません。それどころか、材料の仕入れ費用で赤字になることもあり得ます。売れないリスクを常に想定しておきましょう。
2.自分の得意のサービスを売る!
マッチングサイトを介して自分の得意分野をサービスとして提供してお金をもらうというビジネスです。デザインやブログ記事の執筆、写真撮影といった作業から、人生相談、カウンセリング、占い、就職サポート、英会話まで、ありとあらゆるスキルをサービスとして提供することができます。
【メリット】
カウンセラーの資格を持っているならカウンセリング、英語が得意なら英会話のレッスンなど、自分の得意なことをサービスにして稼ぐことができます。思ってもみなかった特技や趣味でお金が稼げる可能性もあります。
【デメリット】
誰でもできるので参入障壁が低く、ありきたりのサービスでは全く稼げない、あるいは稼げたとしても割に合わない収入しか得られない場合があります。
3.主婦注目の結婚相談所!
結婚相談所を開業して、仲人として会員さんの結婚をサポートする仕事です。会員さんの情報や希望を聞いて、相性が良さそうな相手を紹介してお見合いをセッティングし、成婚まで手助けをします。
【メリット】
開業するために特別な資格やスキルが必要ないので、誰でもビジネスをはじめられて高収入が得られるチャンスがあります。結婚相談所といっても本格的な事務所を構える必要がなく、自宅でできるので初期投資もそれほどかかりません。自分のペースで仕事ができるので、子育てや家事と両立することも容易です。
【デメリット】
会員さんからの月会費や成婚料が収入源となるため、集客がうまくいかないと収入を得るのが難しくなってしまいます。
【結婚相談所の起業に向いている方】
◎人が好きな方
◎お世話好きな方
◎社会貢献度の高い仕事に従事したいと考えている方
◎起業資金をできるだけ抑えたいと考えている方
結婚相談所は人と人のご縁を繋ぐ仕事ですので、人と接することが好きな方は、特に向いている職種と言えます。また、企業の人事で働いていたキャリアのある方や、人財派遣業などに携わったことがある方も、結婚相談所は親和性が高いです。
また、結婚相談所の仕事は、これまでの人生経験がモノを言う側面もあります。生涯独身! という方よりも、結婚や子育てを経験された方がアドバンテージがあります。離婚歴も、相談所開業にはプラスに働きます。
主婦の起業で抑えるべき2つの注意点
主婦の方が起業をする際には、特に以下の2つに注意しておいてください。
夫の理解を得ること!
前述のとおり、主婦が起業してある程度の収入を得るとなると、夫の扶養から外れ、扶養控除や住宅手当が受けられなくなってしまう可能性があります。また、収入を得られないリスクも0ではありません。起業する前には、まず旦那さんとしっかり話し合って理解を得る必要があります。
確定申告を忘れずに
起業するとなると確定申告も自分で行わなければいけません。期限までに申告をしないと脱税とみなされ、重いペナルティが課せられる危険性もあります。
確定申告にはある程度知識が必要で、作業も手間がかかります。事前に申告や帳簿付けの方法などを調べておきましょう。
まとめ 在宅ワークは手堅い起業
特に本業をお持ちの方の場合、在宅ワーク起業はとても手堅い起業です。手堅いからこそ、直ぐに多くの利益が出せるわけではなく、安定的に収入を得られるようになるまでは、ある程度の時間を要します。
低リスクで自由度が高いなど、メリットの多い在宅ワーク。その分、安定した収入を得られるようになるまでの道のりは、順風満帆ではないかもしれません。ただ、安定して利益が出せるようになれば、こんなに強い仕事はありません! 何事も、最初が大変。先ずは本業にも、副業にも力を入れることが肝心です。本業を持たずに在宅起業をする方は、しっかりと準備を進めてくださいね。
在宅ワークでの起業は日本仲人連盟にご相談ください
やったらやった分だけ収入がアップする、自分のペースで仕事ができる。在宅ワークでの起業は主婦の方にこそおすすめしたい道です。ただ、起業をするならなるべくリスクを抑えるのが重要。そこで、おすすめなのは初期費用が少なくて済み、仕入れや人件費などの経費もかからない結婚相談所です。
日本仲人連盟なら開業までしっかりと支援し、その後も仲人さんたちが悩みがちな集客などをサポートします。実際に多くの主婦起業家の方が成功されています。興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。