今注目されている婚活ビジネス。結婚相談所を開業して仲人や結婚カウンセラー、婚活アドバイザーとして活躍されている方が増えています。
しかし、結婚相談所を開業するためには何か特別な資格は必要なのでしょうか?
また、どんなスキルが必要なのでしょうか?気になりませんか?
今回は婚活ビジネスを始めようと考えている方のために、結婚相談所に必要な資格やスキルのお話をしていきます。
婚活ビジネスの開業には資格は必要?
まず結論から言いますと、資格がなくても婚活ビジネスを始めることは可能なのです。
開業医や弁護士、税理士のように、免許や国家資格がないとできないというものではありません。
ちなみに婚活ビジネス関連の資格自体はありますが、いずれも結婚相談所の支援をする連盟などが運営・発行している民間資格です。
あくまでスキルを証明するためのものなので必ず取得しなければいけないということはありません。
資格があることで会員さんや入会希望者さんの安心感につながりますし、HPに載せられれば広告にもなります。
資格を持っていなくても、多くの会員さんを成婚に導いている凄腕の結婚カウンセラー、仲人の方はたくさんいらっしゃいます。
結婚相談所の経営は誰でも始められるビジネス
結婚相談所の開業には年齢制限や実務経験といった条件もありませんので、老若男女問わず、どのような方でも始められます。
結婚歴も問われないので、独身でも、既婚でも、バツイチでもOK。
「結婚もしたことないのに…」「離婚したから向いてないかも…」と後ろめたく感じる必要はありません。
もちろん、結婚カウンセラーや仲人、婚活アドバイザーの経験や経営者の経験がない方でも活躍できます。
婚活ビジネスはどんな方に向いている?
婚活ビジネスは特別なスキル・資格が必要ないので、誰でもすぐに始められます。
しかし、向き・不向きがあるのも事実です。そこで、どんな人が婚活ビジネスに向いているのか考えてみましょう。
人の役に立ちたい人
一番重要なのは「人の役に立ちたい」という気持ちです。
結婚は人生の大きな節目。
そのお手伝いができるということにやりがいを感じられるのであれば、結婚カウンセラーの素質があるかと思います。
自分がサポートしてきた会員さんが、結婚が決まって笑顔になったときが、カウンセラーがもっとも嬉しい瞬間なのです。
おせっかいな人
ともするとおせっかいな人は煙たがられることもありますが、婚活ビジネスではおせっかいな人こそが歓迎されます。
結婚相談所に来る方は当然ながら婚活がうまくいっていないという悩みを持っています。
婚活のしかたがわからない、異性とのコミュニケーションに自信がないという方も少なくありません。
そういった会員さんにはむしろおせっかいなくらいがちょうど良いのです。
積極的に相手を紹介してあげたり、恋愛のアドバイスをしたり、プロポーズの後押しをしたり……そうしたおせっかいが喜ばれます。
人脈が広い人
人脈が広ければ紹介できる相手の幅も拡がります。
「知り合いにこういう人がいるんだけど」というように紹介できることもあるかもしれません。
また、人脈があれば婚活パーティーや自分磨き講座などのイベントを開くときも有利です。
段取りが上手い人
結婚相談所には段取りが問われる仕事が数多くあります。
例としてお見合いのセッティングについて考えてみましょう。
お見合いをセッティングするためには、双方と連絡を取り合ってスケジュールを調整し、会場を押さえなければいけません。
段取りが上手い人であれば、スムーズにお見合いができるので会員さんからも喜ばれるでしょう。
いつも合コンのセッティングや会社の飲み会の幹事を任されている方にはぴったり。段取りの良さが光ります。
自分ごととして物事を捉えられる人
婚活はいつもうまくいくとは限りません。
「なかなか理想の相手が見つからない」「活動が思ったよりも進まない」と悩んでいる会員さんも出てくるでしょう。
そうしたときは、結婚カウンセラーが自分ごととして捉えられるかどうかが肝心です。
結婚カウンセラーが自分のことのように思って寄り添ってくれれば、また会員さんは婚活に前向きに取り組めるようになれるでしょう。
自分ごととして相手を思っておせっかいができるようになれれば、きっと良い結婚カウンセラーになれます。
結婚カウンセラーとして重要なことは?
結婚カウンセラーや仲人、婚活アドバイザーの仕事は会員さんのお世話をして成婚という結果を出すことです。
そのためには、会員さんとの向き合い方、コミュニケーションのとり方を工夫することが大事。
相性を見極めて相手を積極的に紹介したり、過去の事例を踏まえたアドバイスをしたり、寄り添いながらモチベーションを維持させることで、会員さんを成婚に導くことができます。
こうした結婚カウンセラーのスキルは、机上の勉強では身につかないものです。
資格を持っていたとしても、会員さんとのコミュニケーションができない、親身に接することができない人は、良い結婚カウンセラーとは言えません。
どちらかと言えば、技術や技能よりも人間力や人生経験が問われる。
結婚カウンセラーはそんな仕事なのです。
まずは1人でも多くの会員さんに親身に寄り添い、経験を積んでいくことが大事です。
その中でコミュニケーションの方法や、アドバイスのしかたなどを工夫してスキルを磨いていけば、婚活ビジネスの成功につながるでしょう。
まとめ
特別な資格やスキルが必要ないのが婚活ビジネスの魅力と言えます。
しかし、全く経験がなくても会員さんのサポートができるかといえば、そうではありません。
結婚カウンセラーとして独立開業できても、必要とされるスキルや経験、あるいは心構えや人間的な魅力がないと、成功を収めるのは難しいでしょう。
サポート体制はご加盟店から「どこよりも親切・丁寧」とご好評いただいております。
NNR(日本仲人連盟)ではさまざまな結婚相談所の開業支援を行っています。
研修会で結婚相談所の運営に必要な知識や結婚カウンセラー・経営者としての心構えを習得いただいた上で開業することも可能です。
その後も加盟結婚相談所向けの講座やセミナー、定例会などを通じて、結婚カウンセラーに必要な知識を常に磨いたり、他のカウンセラーと親睦を深めて情報交換をしたりすることもできます。
婚活ビジネスをしてみたいとお考えであれば、ぜひ一度NNR(日本仲人連盟)に資料請求をしてみてください。
説明会も随時開催しております。