今回の記事はいつもと違った趣向で記事を書いてみたいと思います。
筆者が幼いころから関わってきた婚相談所業界ですが、この十数年の急激な情報化・IT化やこのコロナ禍の騒動もあって、近年急速な変化を遂げてきました。
実際の事例をあげると
- 紙の会員のプロフィールを閲覧
- から
- インターネットでのプロフィール検索
- 担当者が電話やFAXでのお見合い申込
- から
- 担当者がインターネットでのお見合い申込
- 直接対面式のお見合い
- から
- Zoomなどでのオンラインお見合い
などが大きな変化として挙げられます。
また、話題を「出会いを提供するサービス」に広げると、この十数年でこんな変化もあります。
・相席を促す居酒屋が登場。
・無料で使えて、出会いの場にもなりうるSNSの登場。
・スマホで簡単に多くのお相手とメッセージをやり取りできるマッチングアプリの登場。
こういったものがあげられます。
結婚相談所も今後さらに速いスピードで変化する可能性があるので、今回は「これから結婚相談所にどんな変化が起きそうか?」を相談所の現状を踏まえたうえで、筆者の観点も交えて考えてみたいと思います。
起きそうな変化その1
お見合いの調整が、担当者ではなく会員主体が主流に!?
結婚相談所では基本的に、婚活中の会員さん同士が直接連絡を取り合うことはできません。
(交際に入ってから個人的なやり取りができるようになります。)間に相談所長(カウンセラー)が入って、間を取り持ちます。
ですのでお見合いが成立したら、日程や場所の調整からお見合いのお返事まで、すべて相談所長(カウンセラー)が会員一人一人から希望を聞いて調整をします。
ただ、この調整がかなり大変!
お見合いですのでご自身の会員さんだけでなく、相手方の希望も伺いながら調整しなければなりません。それぞれがお忙しい会員さんだった場合、1か月以上日程が決まらないなんてこともしばしば。
本来、相談室長(カウンセラー)のお仕事は、交際状況の把握や管理が最重要任務です。会員さんに寄り添い相談に乗ったり、背中を押したりして、成婚に近づけること!それができれば会員さんをより多く幸せにできますし、その結果が収益につながります。
それに比べて、この場所・日程調整の作業は専門的なスキルが必要ないため、誰がやってもほぼ同じ単純作業です。そのような作業に相談所長(カウンセラー)のパワーを使うのは、かなりもったいない気がしませんか?できればアルバイトの方などにお手伝いいただければ望ましいですが、小規模の相談所の方はそう簡単に人を雇えるわけではありません。
連絡先などは交換できない状態で、会員さん同士で希望日時・場所のみをすり合わせていただければ、効率が良いですよね?そういった機能を既に一部導入している会社もあり、今後はお互いの希望日時場所のみをシステム内で共有して、会員同士で決めていくという仕組みが主流になっていくかもしれません。
起きそうな変化その2
オンラインお見合いが専用システムに内包!?
コロナ禍で一気に進んだオンライン化の波!
婚活業界にもその波は押し寄せ、初回個別無料相談や入会手続き、お見合いなどがオンラインで行われることも増えてきています。
利用される機能としては主にビデオ会議システムのZoomが多いですが、
・セキュリティ上の懸念
・ご自身やお相手側のWEB環境
・ご自身やお相手側のオンライン機能や機器に関する知識や理解度
などに左右されることがあり、安定的な運用が難しい側面もあります。
そこで、普段結婚相談所が使っている、所属連盟が準備しているお見合いシステムサイト内にオンラインお見合いシステムが内包されればいかがでしょうか?普段サイトを利用できるWEB環境さえ整っていれば、決まった時間にボタン一つの簡単な操作で相談所も会員もオンラインお見合いの場に到達することが出来ると、個々人の知識や技量の差が埋まり、皆が平等にオンライン環境を活用することが可能になると思います。
一部の会社では既にこの機能が導入されていますが、オンライン対応は「環境」「知識」「技量」の差が色濃く出てしまうため、その差を埋められるような機能の実装や取り組みが今後広く浸透していくかもしれません。
起きそうな変化その3
オンラインお見合いが婚活の一つのステップに定着!?
オンラインお見合いは現在、コロナ対策で行われている側面がありますが、
・まずは手軽にお顔合わせができて、交際につながりやすい。
・時間や距離関係なくお話ができて、地域関係なくお見合いが組める。
・ホテル等の割高なお茶代等のお支払がなく、会員さんの負担が軽減できる。
などの新たな一面もわかり、コロナ対策でなくてもオンラインを希望される方は今後増えていく可能性があります。
オンラインお見合いを希望される方が増えてくると、今までの結婚相談所での婚活の流れが変わる可能性が出てきます。
現在の結婚相談所での一般的な婚活の流れを黒字とするとオンライン希望の方が増えてきた場合、下記に赤字で書いたオンラインお見合いという段階が一つ増える可能性があります。
プロフィール検索
↓
お見合い申込
↓
オンラインお見合い実施
↓
リアルお見合い日程調整
↓
リアルお見合い実施
このように、コロナ禍という近年稀にみる特殊な状況下で結婚相談所での婚活にも大きな変化(リアルお見合いの前にオンラインお見合いが標準で行われる日)がくる可能性もおおいにあり得ます。
近い未来を先取りする仕組み
ここまで近い将来の可能性のように記事を書いてきましたが、これを書けたのには訳がありまして、実は既に上記のいくつかに取り組んでいる結婚相談所用プラットフォームが存在します!
それが、
「コネクトシップ」
です!
コネクトに関しては既に1.と2.に対応しており、相談所運営の効率化と相談所長のお世話を必要な部分に集中するための環境が整っています。
コネクトは、結婚相談業界の大手であるパートナーエージェントさんが構築した「同業他社とお見合いが組める」画期的なWEBシステムです。この仕組みを活用できれば、個人で運営する小規模相談所でも、ゼクシィ縁結びエージェントさんや、エン婚活エージェントさん、ノッツェ(NOZZE)さん、マリックスさんなど名だたる大手の結婚相談所の会員さんとお見合いを組むことが可能になります!
利用する方法はコネクトと提携している連盟組織に加盟し、結婚相談所が取得できるマル適マークを取得すればどなたでも利用可能。しかもコネクト自体は加盟金や月会費などのイニシャル・ランニングコストが一切必要ありません!!利用相談所が支払うのはコンタクト(お見合い)が組めた時に払うコンタクト成立料のみ。
マル適マークの取得までに時間を要しますが今後の相談所活動を考えると、加盟金百数十万かけて費用感が高い連盟組織に加盟するよりも、加盟金数十万でコネクト利用可能連盟組織に入り、近い未来につながる可能性を買うというのも一つの有益な選択肢かと思います。
いずれかの連盟組織で促されるままに書類を書いてしまったとしてもまだ大丈夫!
正式な契約書にサインをしなければ考え直す時間は十分にあります。逆に契約前に考え直す時間もくれないような連盟組織があるとすれば、それこそその会社どうなの!?って感じではありませんか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このサイトをご覧いただいているということは、結婚相談所の開業を考えられている方が多いと思います。その際はかならず「加盟する連盟の選択」をされることになると思います。連盟組織選びは表面上の情報だけでなく、少し先の可能性やそれを手にするためのコストパフォーマンスも考えてみることをお勧めします。
是非、本当にご自身に合った連盟組織を選ばれてくださいね!